「運動したいけれど、膝が痛い」
「ランニングをすると腰が痛くなる」
「運動後の痛みがなかなか取れない」
「痛みがあるけれど、このまま運動を続けても大丈夫?」
健康のために運動を始めたものの、途中で痛みが出てしまい、どうすればいいのか分からなくなることがあります。
特に秋は、暑さが落ち着いてランニングやウォーキング、筋トレなどを始める方が増える時期です。
運動は健康づくりにとても大切です。
一方で、「運動すればするほど健康になる」というわけではありません。
また、痛みが出たからといって、すべての運動を完全にやめなければならないとも限りません。
大切なのは、痛みの状態を確認しながら、今の自分に合った運動量に調整することです。
今回は、運動すると痛みが出る理由と、痛みと上手に付き合いながら運動を続けるためのポイントについてお話しします。
もくじ
運動すると痛くなるのはなぜ?

運動による痛みには、さまざまな原因が考えられます。
急に運動量を増やした
よくあるのが、運動量の急激な増加です。
例えば、
- 久しぶりにランニングを始めた
- いきなり長い距離を走った
- 筋トレの回数を増やした
- 今までより重い重量でトレーニングした
- 運動する日数を急に増やした
などです。
体は、運動による負荷に少しずつ適応していきます。
そのため、これまであまり運動していなかった人が急に負荷を増やすと、筋肉や腱、関節などにかかる負担が大きくなり、痛みにつながることがあります。
疲労がたまっている
同じ運動でも、その日の体の状態によって負担は変わります。
睡眠不足だったり、仕事で疲れていたり、前日のトレーニングから十分に回復していなかったりすると、普段なら問題のない運動でも負担が大きくなることがあります。
私自身も現在ランニングを続けていますが、毎回同じ距離・同じペースで走るわけではありません。
体が軽い日もあれば、疲労が残っている日もあります。
そんなときは、走る距離を短くしたり、ペースを落としたりします。
「いつも同じメニューをこなす」よりも、「その日の体の状態に合わせて調整する」ことも、運動を続けるためには大切です。
体の使い方に偏りがある
痛みが出ている場所だけが原因とは限りません。
例えば膝が痛い場合でも、股関節や足首の動き、筋力、体の使い方などが関係していることがあります。
腰痛でも、腰だけに問題があるとは限りません。
股関節や背中、体幹などの動き、普段の姿勢や仕事内容など、さまざまな要素が関係している可能性があります。
そのため、「痛いところだけを揉めばいい」とは限りません。
体全体の動きや、普段の生活、運動内容まで含めて考えることが大切です。
痛みが出たら運動は全部やめるべき?

ここは非常に悩むところだと思います。
「痛みがあるなら運動をやめた方がいい」
と思う方も多いでしょう。
もちろん、強い痛みやケガが疑われる場合には、運動を中止して適切な診察を受ける必要があります。
一方で、すべてのケースで完全に運動を中止する必要があるとは限りません。
重要なのは、どのような痛みなのか、どの程度なのか、運動によってどう変化するのかを確認することです。
例えば、
「走ると少し違和感がある」
という状態と、
「歩くだけでも強く痛む」
という状態では、対応は大きく違います。
「痛みを我慢して続ける」のもおすすめできない

一方で、
「スポーツを休みたくない」
「せっかく始めたから続けたい」
という気持ちから、痛みを我慢して運動を続けてしまう方もいます。
私自身も、これまでサッカーやキンボールスポーツなどの競技を長く続けてきたので、運動を休みたくない気持ちはよく分かります。
しかし、痛みがある状態で無理を続けた結果、症状が強くなり、長期間運動できなくなってしまえば本末転倒です。
「続ける」ことと「無理をする」ことは同じではありません。
運動を長く楽しむためには、痛みがあるときに負荷を調整することも大切です。
痛みがあるときは「運動量を調整する」

痛みがあるときに考えてほしいのが、
「運動するか、しないか」の二択にしない
ということです。
例えばランニングで膝に痛みが出た場合、
- 距離を短くする
- ペースを落とす
- 走る回数を減らす
- ウォーキングに変更する
- 痛みが出ない別の運動に変更する
- 一時的に休養する
などの方法があります。
筋トレでも、
- 重量を下げる
- 回数を減らす
- 痛みが出ない種目に変更する
- 動作の範囲を調整する
といった工夫ができます。
もちろん、これは痛みの原因や状態によって変わります。
強い痛みがある場合や、ケガが疑われる場合は、自己判断で運動を続けないことが大切です。
「運動後に痛い」ときに確認したいこと

運動後に痛みが出た場合は、次のようなことを振り返ってみてください。
いつから痛くなった?
運動中から痛かったのか。
運動が終わってから痛くなったのか。
翌日になって痛みが出てきたのか。
痛みが出たタイミングを確認してみましょう。
どこが痛い?
筋肉なのか、関節なのか、腱のあたりなのか。
「膝が痛い」「腰が痛い」だけではなく、どの場所が痛いのかを具体的に確認します。
どんな動作で痛い?
歩くと痛いのか。
階段で痛いのか。
しゃがむと痛いのか。
走ると痛いのか。
安静にしていても痛いのか。
痛みが出る動作を確認することも、体の状態を考える材料になります。
次の日にどうなっている?
運動直後は大丈夫だったのに、翌日になって痛みが強くなることもあります。
反対に、少し休むと痛みが落ち着くこともあります。
運動した直後だけでなく、その後の経過を見ることも大切です。
運動を続けるためには「休む」ことも必要

運動を続けたい方ほど、休養を軽視しないことが大切です。
運動した後には、体を回復させる時間も必要です。
特に、
- 睡眠不足
- 強い疲労感
- 筋肉痛が残っている
- 痛みが強くなっている
- 普段より体が重い
といったときは、運動量を落とすことを考えてみましょう。
私自身もランニングや筋トレを続けていますが、毎日「頑張る」ことを目標にはしていません。
長く続けるために、その日の状態に合わせて休む。
これもトレーニングの一部だと考えています。
痛みがあるときに気をつけたいこと

痛みを無視して運動量を増やさない
「少しくらい痛くても大丈夫」と考えて、さらに運動量を増やすのは避けましょう。
痛い場所を強く揉み続けない
痛みがあるからといって、強く押したり揉んだりすればよいとは限りません。
状態によっては刺激が負担になることもあります。
痛みがあるのに以前と同じメニューを続けない
体の状態が変わっているのに、以前と同じ距離・重量・回数をそのまま続けるのも注意が必要です。
「以前できたから、今もできる」とは限りません。
こんな症状がある場合は、まず医療機関へ

運動中のすべての痛みを鍼灸院で対応できるわけではありません。
例えば、
- 強い外傷がある
- 急激に腫れてきた
- 強い痛みで体重をかけられない
- 明らかな変形がある
- 強いしびれや麻痺がある
- 発熱などを伴っている
- 症状が急激に悪化している
などの場合は、まず医療機関で診察を受けることをおすすめします。
「運動による痛みだから大丈夫」と自己判断しないことも大切です。
運動による痛みは鍼灸院に相談できます

医療機関で大きな問題がないと確認されたものの、
「運動すると痛みが出る」
「運動後の張りや疲労がなかなか取れない」
「運動を再開したいけれど不安」
「どのくらい運動していいのか分からない」
という場合には、鍼灸院に相談するという選択肢もあります。
あずまし鍼灸院では、痛みのある場所だけを見るのではなく、
- いつから症状が出たのか
- どんな運動をしているのか
- 運動頻度や時間
- どんな動作で痛むのか
- 仕事や日常生活での負担
- 睡眠や疲労の状態
などについてお話を伺いながら、現在の状態を確認します。
そのうえで、鍼灸・マッサージによる施術だけでなく、必要に応じてセルフケアや運動量の調整についても一緒に考えていきます。
「運動を続けたい」という気持ちを大切にしたい

私は、小学生の頃からサッカーや陸上、野球を経験し、大学ではキンボールスポーツを始め、日本代表として世界大会にも出場してきました。
現在もランニングや筋力トレーニングを続けています。
長くスポーツを続けてきた経験から感じるのは、「痛みがあるから運動をやめる」だけが答えではないということです。
もちろん、休まなければならないときはあります。
でも、痛みの状態を確認して運動量を調整したり、別の運動に変更したり、体の状態を整えたりすることで、また運動を再開できるケースもあります。
だからこそ私は、「痛みをなくすこと」だけではなく、
「その人がこれから何をしたいのか」
を大切にしたいと考えています。
「またランニングをしたい」
「好きなスポーツを続けたい」
「健康のために運動習慣をつけたい」
そういった目標があるのであれば、その目標に合わせて体の状態を一緒に考えていきます。
あずまし鍼灸院への相談はこんな方に
次のような方は、お気軽にご相談ください。
- 運動すると膝・腰・肩などが痛む
- ランニングをすると痛みが出る
- 運動後の張りや疲労がなかなか取れない
- 痛みがある状態で運動を続けてよいか分からない
- スポーツを続けながら体を整えたい
- 運動を再開したいけれど不安がある
- 自分に合ったセルフケアを知りたい
ご予約・お問い合わせの際は、
「いつから」「どこが」「どんなときに痛むのか」
を簡単に伝えていただければ大丈夫です。
例えば、
・「ランニングをすると右膝が痛くなります」
・「筋トレを始めてから腰が張るようになりました」
・「運動後のふくらはぎの痛みがなかなか取れません」
この程度でも構いません。
ご来院いただいてから詳しくお話を伺い、状態を確認していきます。
「このくらいの痛みで相談していいのかな?」と迷っている方も、一人で判断して無理をせず、お気軽にご相談ください。
まとめ|痛みと上手に付き合いながら、運動を長く楽しむ

運動による痛みには、運動量の急激な増加や疲労、体の使い方など、さまざまな要因が関係することがあります。
痛みが出たときに大切なのは、
- 痛みを無視して無理をしない
- その日の体調を確認する
- 運動量や強度を調整する
- 必要に応じて休む
- 症状が強い場合は医療機関を受診する
- 長引く場合は専門家に相談する
ということです。
運動するか、完全に休むかの二択ではありません。
今の体の状態に合わせて運動を調整しながら、できることを続けていく。
それが、運動を長く楽しむための一つの方法だと思います。
私自身も、これからもランニングやスポーツを続けていきたいと思っています。
だからこそ、患者さんにも「痛みを我慢して頑張る」のではなく、痛みと上手に付き合いながら、できるだけ長く好きな運動やスポーツを楽しんでほしいと考えています。
運動による痛みや、運動を再開することへの不安がある方は、あずまし鍼灸院までお気軽にご相談ください。
鍼灸・マッサージによる施術だけでなく、セルフケアや運動量の調整も含めて、その方の生活や目標に合わせて一緒に考えていきます。
出張はり灸マッサージ あずまし鍼灸院について
出張はり灸マッサージ あずまし鍼灸院はご来院だけでなく、ご自宅やご希望の場所でも施術を行う訪問も行っている鍼灸院です。
- ❍国家資格を持つ鍼灸・あん摩マッサージ指圧師が対応
- ❍完全予約制で、リラックスできる環境をご提供
- ❍東松島市を中心に出張対応
- ❍婦人科疾患・慢性の痛み・ストレスケアに
お仕事や子育てでなかなか外出できない方、通院が困難な方でも、安心して施術を受けていただけます。
当院への問い合わせは下記よりお願いいたします。
宮城県石巻市地域から仙台市まで広いエリアで対応可能
出張・はり灸マッサージ あずまし鍼灸院
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1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。