宮城県石巻・東松島の出張専門治療整体院【あづましはり灸マッサージ院】院長の石岡です
「ツボに入った」
「ツボに効いてる」
「そこがツボの感じがする」
日常的に使われる【ツボ】という言葉ですが実際ツボとはどんなものなのでしょうか?
今回はツボについて少し詳しく解説していきたいと思います。
Table of Contents
ツボってなに?
東洋医学では「経絡」と「ツボ」と「気」という考え方があります。
「気」は体の中を巡っている生命エネルギーのようなもので「経絡」はその通り道。
「ツボ」は生命エネルギーを供給する役割を担っています。
ツボは一個一個が個別に存在するわけではなく、経絡という流れの中にある一つのことを指します。
ツボの効果
ツボの起点は主に内臓です。
内臓に不調が起こることでその流れが滞りツボを押すと痛みとしてカラダの表面に現れてくるわけです。
ツボ押しで効果が出るのはこの滞った流れを開通させることで内臓の働きを正常にし、自己治癒力が上がることによります。
だからといってガンや心疾患などがツボ押しで治るわけではありません。
みなさんはCMで「未病」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
東洋医学ではとても大事な考え方です。
「未病」とは病気になる前の状態、発病には至っていないが軽い症状があるなぁ、という状態です。
健康診断で数値が悪いけど症状は出ていないというのも未病といえるかもしれませんね。
ツボ押しはこのような未病にこそ効果を発揮してくれます。
冷えやむくみ、だるさ、ストレスなどを感じた際はぜひ試してみてください。
ツボの見つけ方
ツボを見つけるときは「手首から指何本分」などと表現されることが多いです。
これは人によって体格が違うため、自分の手を使うことで正確にツボを探すための先人たちの知恵ですね。
また、ツボの位置も人によって微妙に違うと言われています。
教科書通りにツボを触ってもなにも感じない場合もあります。
そんなときはその周辺を探ってみてください。
ツボに当たるとズーンとくる感覚があるはずです。
ツボ刺激の方法
ツボ=押すもの、というイメージの方も多いのではないでしょうか?
基本は「押す」ですが、その他にも「なでる、さする」、「つまむ」、「もむ」、「たたく」などの方法があります。
いずれも血流やリンパの流れを促し、気の流れも改善させてくれます。
刺激する部位や気持ちよさに応じて使い分けてください。
ツボ刺激の注意点
次のような症状があるときはツボ押しは控えましょう。
①発熱、高熱があるとき
②胃潰瘍などの潰瘍性疾患、内臓に疾患があるとき
③医師に止められた場合
④出血性の疾患や傷があるとき
⑤飲酒したとき
⑥妊娠中
また、強く押したらよく効く、というものではありません。
気持ちいい、もしくは痛気持ちいいくらいの強さで十分です。
強すぎる刺激は気の流れを悪くしてしまい逆効果になるのでやめてください。
おすすめの時間帯としては入浴後や寝る前のリラックスした時間帯に行うのがベストですが、それぞれの生活スタイルに合わせて可能な時間に行いましょう。
ツボ押しは主に慢性的な不快症状などに効果を発揮しますが、1日やれば改善されるというものではありません。
毎日できることが理想です。
もちろん1日サボったから全て台無しということではないので思い出したときに積極的に行いましょう。
症状別のおすすめのツボなどはまた別の機会に(^^♪
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/
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1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。