宮城県石巻市、東松島市から仙台市エリアの出張専門治療院、あづましはり灸マッサージ院院長石岡です。
今回はほとんどの人が一生に1回は経験するであろう腰痛について解説していきます。
目次
腰痛とは
腰痛とは
ウィキペディアより
腰痛（ようつう, Low back pain）とは、腰に痛み、炎症などを感じる状態を指す一般的な語句。その期間によって、急性（6週間まで）、亜急性（6-12週間）、慢性（12週間以上）に分類される[1][2]。
特に明確な定義がされているわけではないようですがおおむねこのような状態を指します。
腰痛に悩む人は多く、厚労省の調査によると仕事が原因の疾病で一番多いのが腰痛で全体の60%を占めています。そして腰痛による経済損失は年間3兆円にもなるそうです。職業別でみると社会福祉施設、小売業、運送業、看護師などに多く、全体では日本国内だけで2700万人の人が腰痛に悩まされています。これは日本人のおよそ5人に1人が腰痛を持っているということになります。
しかし驚くことにそのうちの85%の人は原因不明ということです。
原因がわかる腰痛とわからない腰痛
85%も原因がわからない、といわれると「え、怖い…。重い病気？治らない？」と思われる方もいるかもしれませんが安心してください。むしろ逆です。
病院では残りの15%に気をつけています。
というのも本当に怖い（命に関わる）のは残りの15%だからです。
腰痛は特異的腰痛と非特異的腰痛に分けられます。
特異的腰痛（原因がわかるもの）
レントゲンやMRIの画像診断ではっきり原因がわかるもの（椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症）や命に関わるもの（大動脈瘤、ガンの脊椎転移、骨折、脊椎炎、内臓疾患など）を指します。
この危険な腰痛をチェックするために「レッドフラッグサイン」というものがります。
腰痛はある方はまず自分でもチェックしてみましょう。
非特異的腰痛（原因がわからないもの）
検査をしても特別な原因が見当たらない腰痛を指します。
椎間関節性腰痛、筋筋膜性腰痛、椎間板性腰痛、仙腸関節性腰痛、心因性腰痛などがあります。
原因がわからない、と書きましたが、しっかり調べればわかるものもたくさんあります。
しかし、非特異的腰痛に関してはそこまで深く時間をかけて調べられることはあまりないように感じます。
なぜ原因がわからない？
これは個人的な見解ですが、整形外科はどこでも混んでいます。一日に何十人、何百人という患者さんを診ています。その中で命に関わる腰痛患者がいないか、ということに気を付けています。つまり、非特異的腰痛（命に関して緊急を要さない）の患者さんにはそこまで時間をかけられないのではないでしょうか。
本来であれば、触診や整形外科的テスト、動きの確認などを行うとある程度原因が特定でき、原因に対する対策（筋トレやストレッチ、日常生活での注意点など）をアドバイスできるはずですが、そこまですると1日に診れる患者さんは限られてしまいます。
そういった事情もあり、非特異的腰痛とされ、湿布や痛み止めで様子を見てください、という流れになっているのではないでしょうか。
そしてこの点をカバーできるのが、接骨院やマッサージ、鍼灸院です。
話が逸れましたが、非特異的腰痛だからといって全く原因不明ではない、ということです。
実際に腰痛患者を詳細に調べた研究では本当に原因がわからない腰痛は20%ほどだったということです。
オススメのアクションプラン
私が考えるオススメの腰痛発生時のアクションプランを紹介します。
まずはレッドフラッグサインをチェックしましょう。そして病院へいきます。
レントゲンやMRIをとってもらい、異常なし、非特異的腰痛、加齢のせい、といわれたら鍼灸マッサージ院や接骨院へいく、という流れがベストです。
病院へいくのを嫌がる人もいますが、ガンや骨折、狭窄症などがないことを確認するためにまずはいってもらいたいです。
スポーツ選手の腰痛
スポーツ選手は一般の方に比べて腰を痛めることが多いです。また、部位別のケガの割合についても腰痛は全体で2番目に多いです。
特に小中高生のジュニアアスリートは練習のやりすぎによる腰部の骨折、分離症やすべり症に注意が必要です。これらは早期発見が重要です。この年代の子で腰痛がみられる場合は放っておかず病院でレントゲンやMRIをとってもらった方が良いでしょう。
自分でできる腰痛予防・改善法
自宅や職場でできる腰痛予防のエクササイズを紹介します。
できるものだけでもいいので参考にしてください。
痛みがでる動きはムリをしないでください。
座ってできる！腰痛対策5選～デスクワーカー編～
まとめ
腰痛は生活習慣やクセ、体型など様々なことが原因で起こります。仕事で痛みが出ている人は休日に楽になる人もいます。
逆に何もしていなくても腰に痛みを訴える人もいます。
慢性的に痛い人もいれば普段は何ともないのに急に痛くなり何日間も動けないような人もいます。
セルフケアだけでどうにもならない人や腰痛を頻繁に繰り返す人は近くの病院や鍼灸マッサージ院、接骨院などに相談するのがオススメです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
当院でも腰痛の施術を行っております。詳しくは症状別のメニューをご覧ください。
当院の腰痛治療
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メール:azumashiharikyu@gmai.com
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1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。