宮城県石巻・東松島の出張専門治療整体院【あづましはり灸マッサージ院】院長の石岡です。
今回は【スラップ損傷】について解説していきます。
主に肩の前側に痛みが出るスラップ損傷。
肩の前側に痛みが出る、というと腱板炎や上腕二頭筋長頭腱炎などがありますが、それぞれ痛む場所が少しずつ違うので場所のチェックも行いましょう。
スラップ損傷は投球動作が多い選手にとっては要注意のケガですのでぜひチェックしておきましょう。
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概要
投球動作の繰り返しなどによって「関節唇」という部分に負荷がかかりすぎることによって損傷を起こします。
※関節唇とは
関節の縁を取り巻くようについている軟骨です。
役割は肩関節を安定させたり、衝撃を吸収するクッションとして働いています。
関節唇は上腕二頭筋の長頭が付着する部分でもあり、投球動作で強い負荷が繰り返しかかると関節唇がはがれてしまい、損傷を起こします。
近い場所が痛むもので【上腕二頭筋長頭腱炎】というものがあります。
肩の前側が痛む場合、上腕二頭筋長頭腱炎の可能性もあるのでチェックしてください。
症状
日常生活ではあまり痛みが出ることはありません。
肩関節を180度以上屈曲や外転させていくと肩の奥の方で痛みや引っかかり感を感じます。
治療
痛めてすぐは炎症が起きているので安静にします。
特に痛みの出る動き(投球動作のようなオーバーヘッド動作)は行わないように気を付けましょう。
炎症が治まってきたらリハビリを行います。
特に上腕二頭筋の硬さは直接関節唇に負担をかけてしまうので柔軟性をだすようなストレッチやエクササイズを行います。
また、スポーツが原因でスラップ損傷を起こした場合はフォームの修正も必要になるかもしれません。
肘の下がり具合や肩甲胸郭関節の柔軟性、下肢の柔軟性なども関与してくるので専門家に一度見てもらうのがベストでしょう。
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宮城県石巻市地域から仙台市の出張専門治療院
あづましはり灸マッサージ院
TEL:080-2378-0529
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1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。