宮城県石巻・東松島の出張専門治療院【あづましはり灸マッサージ院】院長の石岡です。
最近深呼吸をしていますか?
呼吸も筋肉の運動です。
普段浅い呼吸しかしていないと深い呼吸ができずに呼吸筋が衰えてしまいます。
さらに深い呼吸ができないと姿勢にも悪影響を及ぼします。
今回は呼吸が姿勢に与える影響について解説していきます。
Table of Contents
呼吸が姿勢に影響を与えるのはなぜ?
まず、なぜ呼吸が姿勢に影響を与えるのでしょうか?
それを知るには実際にやってみるのが一番です。
息を深く吸えますか?
まずは前かがみで息を深く吸ってみてください。
次に気を付けの姿勢から深く吸ってみてください。
どちらが吸いやすかったでしょうか?
ほとんどの人は後者の気を付けの姿勢から吸った方が吸いやすかったのではないでしょうか?
普段の生活でも深呼吸をするときは体を起こして吸うことが多いですよね。
体はどうすれば大きく息を吸えるかを元から知っているのです。
もし、どちらでも変わらなかったという人はそれだけ呼吸筋が衰えている可能性があります。
あなたの姿勢は大丈夫?
前かがみの姿勢は息を深く吸えない状態です。
この前かがみの姿勢というのは現代ではかなり問題になっている
・猫背
・内巻きの肩
・ストレートネック
などのことを指します。
また、作業としては下を向いたり腕を前に出しているような
・デスクワーク
・運転
・スマホ
が誘因となります。
壁に背中をつけて立ったときに頭や背中、お尻が壁にあたらない人は要注意です。
骨盤も呼吸に関係している
ここまでは直接呼吸に関係してそうな胸郭周辺について解説してきましたが、実は骨盤も呼吸に関係しているのです。
「なんで?」
と思われた方はもう一度立って深呼吸をしてみてください。
深く吸うときは腰の位置も少し動いていませんか?
上手に深く息を吸える人は骨盤が動きます。
これにもちゃんと理由があります。
骨盤は前傾、後傾という動きがあります。
息を深く吸うには骨盤は前傾位であることが望ましいです。
しかし、猫背やストレートネックの人の骨盤は後傾していることが多いのです。
この違いを実感する方法があります。
強制的に骨盤後傾位を作るために深いイスに座って深呼吸をします。
次に骨盤前傾位を作るために立つかイスのうしろにタオルを挟んで座って深呼吸をします。
後者の方が深く吸えたのではないでしょうか?
浅い呼吸は関節を閉じる
呼吸は肺で行います。
肺は胸骨と肋骨で覆われています。
胸骨と肋骨は胸肋関節という関節を形成しています。
肺が大きく膨らむにはこの胸肋関節が大きく動いてくれる必要があります。
いくら肺が大きく膨らもうとしてもそれを覆っている関節が硬ければそれ以上動いてはくれません。
関節を動かすには筋肉の柔軟性を出していくことが必要になります。
浅い呼吸は筋肉の柔軟性を落とし、関節を閉じ、更に呼吸を浅くして、深い呼吸をできなくしてしまいます。
呼吸を深くするためのエクササイズ
2分でできる簡単なセルフマッサージ&エクササイズを紹介します。
テレビを観ながらできるのでぜひやってみてください。
まとめ
このように呼吸と姿勢は深く関係しています。
深く呼吸をしようとしても姿勢が悪くては呼吸を深くしていくことはできないんですね。
ただ、日常的に深呼吸を繰り返すことによって胸郭周りの柔軟性を出していくことができます。
また、姿勢を意識することで自然と呼吸を深くしていくこともできます。
どちらからアプローチしてもOKですが、いずれにしてもチェックのために一度深呼吸をしてみることをお勧めします。
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1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。