宮城県石巻市、東松島市から仙台市エリアの出張専門治療院、あづましはり灸マッサージ院院長石岡です。
あなたはイスから片脚で立ちあがれますか?
まずはチェック!!
できなかった人は最後まで読みましょう!
立ち上がるのがきつかった、勢いを付けないと立てない、という人も要注意!
これができない人は「ロコモティブシンドローム」になっているかもしれません。
Table of Contents
ロコモティブシンドロームとは
「ロコモティブシンドローム」という言葉を聞いたことがありますか?
通称「ロコモ」と呼ばれています。
ロコモの定義は、
「立ったり、歩いたりする移動能力が低下している状態」
を指します。
具体的には歩くのが辛い、家事を行うのが困難、よくつまずく、などの状態を指します。
ロコモは単純な筋力低下だと思っている方もいますが、厳密にはそれだけではありません。
人は歩くときに筋肉だけで動いているわけではありません。
神経、骨、関節、筋肉などたくさんの組織が連動することによってスムーズに動けています。
ロコモではこの神経や関節の機能の低下にも注目しています。
そしてこれらの機能低下は要介護や寝たきりにも大きく関係してきます。
ロコモによる影響
ロコモになるとなにが良くないかを一言でいうと
【要介護状態や寝たきりになってしまうリスクが上がる】
ということです。
要支援・要介護状態になった原因の約4分の1は運動器の障害です。
要支援・要介護になった原因(日本整形外科学会公式ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトより)
これは認知症や脳血管障害よりも多く、原因としては最も高い割合です。
運動器とは筋肉・関節・骨・軟骨・神経などを指します。
運動器の機能低下によって日常生活を送ることが難しくなってしまうことがあります。
具体的には変形性膝関節症・脊柱管狭窄症・骨粗鬆症などが挙げられます。
ロコモになると健康寿命を短くしてしまいます。
健康寿命とは介護を必要とせず、自立した生活ができる状態です。
高齢社会の日本では健康寿命が平均寿命よりも10年ほど短くなっています。
これは多くの人が亡くなるまで平均で10年ほどは寝たきりやなんらかの介護を必要とする状態で生活をしているということです。
健康寿命については下記の記事をご覧ください。
ロコモにならないために
運動器の機能低下は50代から急激に始まります。
その前の遅くとも40代のうちに少しずつ運動を始めていくのがいいでしょう。
変形性膝関節症などの障害が原因で痛みやしびれ、可動域の制限が起きているものに関しては適切に対処すれば比較的容易に回復は可能です。
しかし、その状態を放っておいて歩行が困難(例:杖が必要な状態)になってしまうと元に戻るのは大変になってきます。
さらに進行して車いすが必要な状態になると歩けるようになるのはかなり困難になってしまいます。
傷口は小さいうちに対処することが重要なのです。
ただ、今まで運動をやってこなかった人や関節痛がある人が急に運動をすると余計に痛みを増してしまうこともあるので不安がある方は病院の先生やスポーツクラブのインストラクターなどに相談して運動を始めましょう。
自宅でも簡単に始められるロコトレを紹介します。
まずはここからチャレンジしてみてください!
当院でもコンディショニングプランで動けるカラダづくりのお手伝いをしています。
40代、50代で自分だけではなかなか運動できない、最近カラダを動かしていないという方はぜひご相談ください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪
当院へのお問い合わせは下記よりお願いいたします。
宮城県石巻市地域から仙台市の出張専門治療院
あづましはり灸マッサージ院
TEL:080-2378-0529
メール:azumashiharikyu@gmai.com
健康情報やトレーニング動画配信中!フォロー&いいね!お願いします(^^)/
1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。