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温活のススメ

温活のススメ

今回は温活ついて解説していきます。

東洋医学では「気・血・水」のバランスが整っている状態が良い状態とされています。

しかし気血水は冷えに弱く、どれかひとつがバランスを崩すと全体のバランスが崩れてしまいます。

健康に不可欠な【冷えないカラダ、巡りの良いカラダ】を目指しましょう!

温活に重要な巡りの良いカラダとは?

では巡りの良いカラダとはどういうものなのでしょうか?

「気・血・水」のバランスといわれてもよくわからないと思います。

そこで簡単にやるべきことを3つお伝えします。

1.水分補給

2.1日の疲れやストレスをリセットする

3.温める

この3つを実践することで巡りが良く冷えにくいカラダを作ることができます。

それぞれ詳しく解説していきます!

1.温活に大事な水分補給

まず、人は1日にどの程度水分が必要なのでしょうか?

1日の水分摂取量

成人の体の50~60%は水分でできています。

その役割は栄養を吸収したり、その栄養を全身に運搬したり、体温を調節したりと様々です。

そして生命維持に必要な1日の水分量は2.5リットルといわれています。

「え、そんなに摂ってないよ」

という方、安心してください。

2.5リットルというのは食事や体内で作れらる水分も含まれていて実際の摂取目安としては1~1.3リットルとされています。

ただしこの水分は冷えたものばかり摂っていると温活には適さないので常温か温かい飲み物がオススメです。

また、カフェイン、アルコールの入ったものは水分補給には含めない方が良いです。

温活にオススメなドリンク

①常温か温かい飲み物

キンキンに冷えた飲み物はNGです。体の内側を冷やしてしまい、内蔵の働きを悪くしたり吸収の妨げになってしまいます。

できるだけ常温か温かい飲み物で水分を摂るのがオススメです。

②生姜湯

ショウガは昔から体を温めるものとして有名です。

しかし、このショウガは粉末になっているものや加熱加工がされているものを使いましょう。

生ショウガやチューブのショウガは逆に体を冷やす作用があります。

ですので例えばお湯にすりおろしたしょうがを入れて飲む、というのは体を冷やす作用が働く可能性があり、あまりお勧めできません。

③ココア

ココアには「テオプロミン」という血管を拡張する作用のある成分が含まれているので血行促進が期待でき、体を温めてくれます。

また、ココアには自律神経を整えてくれる作用もあるので就寝前に飲むことでリラックス効果を得やすくなります。

④発酵茶(紅茶)

お茶には「発酵茶」と「不発酵茶」というものがあります。

発酵茶とは文字通り茶葉を発行させたものです。

発酵茶で淹れたお茶は水の色が茶色になります。

不発酵茶は茶葉を発酵させないため、お茶を入れると水の色は緑になります。

温活でオススメなのは前者の発酵茶になります。

発酵茶には紅茶やほうじ茶などがあります。

ただ、紅茶やにはカフェインが入っていることもあるのでノンカフェインを選びたい方はルイボスティーがオススメです。

2.温活のために1日のストレスをリセット

温活をするにあたって疲れやストレスは冷えを助長するのでできるだけ排除したいところです。

基本的には自分が一番リラックスできることをするのが大事です。

その他に私のオススメを紹介するのでできそうなものがあったら試してください。

①運動、ストレッチをする

ストレッチ

一日座り仕事や運転が多い人はジョギングや軽い運動がオススメです。

座り仕事の人は頭をたくさん使って脳は疲れているのに体が疲れていないというアンバランスが起きます。

このアンバランスが自律神経の乱れを招いて睡眠が浅くなったり疲れが抜けずストレスの原因になります。

カラダも適度に動かして心身のバランスを保ちましょう。

カラダをよく動かす仕事の人はストレッチを積極的に行ってください。

重いものを運んだりたくさん体を動かした後は筋肉がこわばっているのでストレッチがオススメです。

こわばった筋肉は血管を締め付けてしまい血行不良を起こします。

ストレッチでこわばった筋肉を伸ばしてリリースすることで血行を改善できます。

②湯船に浸かる

最近は冬でもシャワーで済ませる、という人もいると思います。

しかし、冷え性の人は湯船に浸かる習慣をつけましょう。

湯船に浸かる時間をつくることは体を温めるだけでなくリラックス効果も期待できます。

心地良い温度で10~15分程度の入浴がオススメです。

カラダがしっかり温まると寝つきも良くなり睡眠の質も向上します。

③起床時間と就寝時間を一定にする

睡眠

ストレスをコントロールするにあたって睡眠はとても重要です。

睡眠の質が悪いと眠りにつけなかったり、朝起きても疲れが抜けていない、眠気が取れない、という状態になってしまいます。

睡眠不足や睡眠の質が悪くストレスフルな状態が続くと血管は収縮して末端まで血液が届かず冷えの元となります。

適切な睡眠時間に関しては個人差が大きいですが、起床時間と就寝時間は一定になるように気を付けましょう。

この2つをそろえるようにするだけで体にかかる負担は減って睡眠の質の向上につながります。

3.温活で最重要!温める

温活をするにあたって最も重要なのが「温める」という行為です。

当たり前ですがポイント押さえて体の内側、外側を温めましょう。

①首、手首、足首を冷やさない

足を温める

「3つの首は冷やさない」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

3つの首とは首、手首、足首のことです。

なぜこの3つを冷やしてはいけないかというと動脈が体表の近くを通る部分だからです。

動脈は心臓から出発し、酸素や栄養を含んだ血液を全身に送っています。

この血液を温めることで全身に温かい血液を送ることができます。

②筋トレをする

トレーニング

体を温める運動としては筋トレがオススメです。

筋肉は体の熱の60%を作り出しているといわれています。

この数字には内蔵の筋肉が作り出す部分もあるので筋トレで作り出せる熱はもう少し低くなりますが、それでも筋肉がたくさんの熱を作り出すことに変わりありません。

筋トレで体を動かすことで即効的に体を温めることもできますが、筋肉量が増えることで日常的な熱産生量も増えるので筋トレは温活に大変オススメです。

③旬の食材を食べる

体が冷えるかどうかは体の内側の状態が大きく反映されます。

そしてその体を作り上げているものは普段口にしている食べ物です。

現代は季節関係なく様々な食材が手に入りますが、温活をするにあたっては季節の旬の食材を摂るようにしましょう。

温活であれば冬の食材に注目して食材を選びましょう。

具体的な食材はショウガ、にんにく、鶏肉、エビ、もち米、黒砂糖、長ねぎなどです。

東洋医学では温性の食べ物、寒性の食べ物というものがあり、それぞれが体を温める、冷やすと考えられています。

ぜひ食事内容にも気を付けてみてください。

4.まとめ

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

並べてみるとたくさんの項目があります。

これら全部やるのは逆にストレス!という感じもしますね。

そういう方はできるものだけでも実践してみてください。

そして今回あげた内容はほとんどが

【ストレスをため込まずリラックスした生活】

を送るために必要なことでもあります。

温活をすることで免疫力を上げてくれたり様々な恩恵もあるのでぜひチャレンジしてみてください!

私もこれから筋トレしたいと思います。


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