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冷え症から起こる不調│冷えるデメリットも解説

冷え症から起こる不調│冷えるデメリットも解説

宮城県石巻・東松島の出張専門治療整体院【あづましはり灸マッサージ院】院長の石岡です。

今回は冷え症について解説していきます。

こんな症状も冷えが関係するの?というものもあるので手足やお腹が冷えるという方は最後まで読んでいってくださいね。

冷えが原因で起こる不調

現代人の不調

肩こり

肩こり

「肩こりと冷えって関係あるの!?」と思われた方もいるのではないでしょうか。

実は関係あるのです。

例えばデスクワークを長時間行う人で肩こりがある方は多くいらっしゃいます。

このようなタイプは長時間同じ姿勢で作業をすることで

・筋肉が動かない
・腕を前に出して作業するので肩周りの筋肉が引っ張られ血流が乏しくなる

ということがありますが最近では冷房の効いた部屋にいることで体を冷やし更に血管を収縮させてしまい、肩こりを助長させているケースがあります。

冷えがこりを助長させているパターンです。

また、昔から

「あの人と会うと肩がこる」、「緊張して肩に力が入る」

のように肩は精神状態もダイレクトに反映させる部位で緊張が強いと肩に力が入り、こりやすくなってしまいます。

頭痛

頭痛

冷えは頭痛を引き起こすこともあります。

頭痛は様々な原因があったり命に関わる危険なものもあるので一概には言えませんが、もしあなたが日常的に水分をたくさん摂るタイプで頭痛が出ているという場合は水分の摂取量を見直してください。

水分を大量に飲む人は胃の中が冷えてしまうことがあります。

この冷えが原因で頭痛や吐き気を感じることがあります。

水の飲み過ぎで体を冷やさないようにしましょう。

西洋医学でも水の取りすぎは【水中毒】を引き起こし頭痛の原因になるとされています。

腰痛

腰痛

東洋医学で腰は「腎(じん)」という部分が関係します(西洋医学の腎臓と似ていますが少し違います)。

腎は冷えに密接に関係しています。

腎が機能低下を起こすと気が体全体に上手く回らなくなり、体を温めることができなくなります。

その元になる腰を長時間のデスクワークで使わずにいることは冷えを助長し、その不調は腰に現れてくるのです。

眼精疲労

最近はホットアイマスクなどの目を温める美容グッズもよく見かけますね。

それだけ目は疲れているし冷えているということです。

日中酷使した目の周りの血管は収縮して緊張状態です。

この状態では肩のときと同じように目全体に栄養が行き渡らず目の周辺も冷えてしまい、疲労が溜まったり視力低下にもつながるかもしれません。

そのためホットアイマスクで温めて目の血流を改善させているんですね。

不眠症

不眠症も冷えが関係する場合があります。

睡眠時は日中フル活動をした脳や体の深部体温を下げることで眠気がやってきます。

そのために体の熱を手足から放散します。

そのときに手足は温かくなりますが冷え性の人は手足まで熱を運べず熱を放散できません。

そのため深部体温も十分に下がらず睡眠が浅くなり睡眠の質が下がります。

結果的に熟睡できず寝付きにくかったり寝ても日中に眠気を感じたりしてしまいます。

下痢

不規則な生活や暴飲暴食、ストレスは下痢の原因となります。

寒いときにトイレが近くなるのと同じように体が冷えると水分を排出して体温を維持しようとします。

下痢になるということはおしっこだけでは水分を排出しきれず、便にも水分を含ませて排出している状態です。

下痢のときは腸の働きも弱くなっている可能性があるので温かく、刺激の少ないものを食べるようにすると良いでしょう。

女性の不調

生理不順・生理痛

生理痛

周期が安定しない、量が多すぎる、少なすぎる、期間が長すぎる、短すぎる、このような状態を生理不順といいます。

このような状態は血行の悪さが原因になるケースもあります。

体が冷えた状態では血行が悪くなってしまいます。

特に生理痛がある方は腰や下腹部を温めることを意識しましょう。

更年期障害

更年期障害は閉経前後にホルモンバランスが崩れることで引きこされますが、下腹部が冷えているとその症状を悪化させることがあります。

東洋医学的に考えると本来下腹部へ行くべき熱や気、血などが上に登ってしまい、のぼせたり汗をかいたり、といった症状が出ます。

冷え症

冷え症

冷えは万病の元になります。

冷え症は主に手足が冷たい状態を指しますが、その冷える原因は自律神経の乱れやホルモンバランスの崩れ、ストレスや新陳代謝の低下などの問題が隠れています。

これらの問題は冷え症以外の病気を引き起こす可能性もあるので症状が冷え症だけのうちに対処した方が良いです。

のぼせ

冷えているのにのぼせるというのはなんだか矛盾しているように聞こえますが、そんなことはありません。

東洋医学で体の中の栄養は全身を巡っているという考え方があります。

健康な状態なら体をまんべんなく温め、栄養を運んでくれます。

しかし、なんらかの理由で下に向かうはずの熱が下がっていくことができなくなり頭の方へ上ってしまうことがあります。

この作用によってのぼせてしまうのです。

そして熱が下へ向かわないので手や足は冷えてしまいます。

このような場合は熱を下げるような施術が必要になります。

むくみ

セルフマッサージ

冷えは体内の水分をうまく排出できていないことが原因のひとつと考えられます。

体内に余計な水分が溜まっていてその状態がむくみとなって表れます。

例えば足がむくむと血行が悪くなり冷えを助長してしまいます。

冷えの原因

現代は冷えの原因であふれているといっても過言ではありません。

原因を知り、取り除いていくことで冷え体質改善に近づくのでひとつずつチェックしていきましょう。

筋肉を動かさない

動かない

筋肉は人体にとって重要な発熱器官です。

人間の体温の4割以上は筋肉で作られ、運動で発生した熱は体を温めます。

更に運動をすることで汗をかいて余計な水分を排出することができます。

熱を生み、冷えの原因となる水分を排出できる運動は一石二鳥ですね。

乱れた食生活

食べ物には「旬」の季節があります。

旬の食材はその季節や時期の体に適しているものが多くあります。

夏野菜のトマトやきゅうり、なすなどは主に体を冷やす効果、冬野菜のレンコンやしょうが、にんにくなどは体をを温める効果があります。

現代は冬でも夏野菜が手に入り、気にせず食べている方も多いと思いますが冷え対策として旬のものを意識しましょう。

また、食べすぎも場合によっては冷えを引き起こします。

血液は全身にまんべんなく栄養を送っていますが、食べすぎた後は胃腸が一生懸命に活動しなければいけなくなります。

そのため血液が胃腸に集中して他の部位への栄養供給が乏しくなります。

また、大量の食物を消化するために働いた胃腸は過労状態になり、機能が低下、胃腸自体が冷える原因にもなります。

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか。

冷え症は単に手足が冷えているというだけでなく様々な不調の原因や不調の前兆だということがわかっていただけたでしょうか。

個人的には基礎疾患による冷え症でない限り冷えの原因は【運動】と【食事】で解消できると考えています。

適度な運動と旬の食材を適量食べる。

この2つができれば冷え症は次第に改善していけると思います。

また、2つの効果をアップさせるのが鍼灸治療です。

冷え症と鍼灸は相性が良く特にお灸の施術は冷え症の方にとっては眠くなるほど心地よいものです。

鍼灸による冷えとりは対症療法ではなく体質改善を図ったり、自己治癒力をあげていくものなので体に負担も少なく非常にオススメです。

冷えが辛いという方はお近くの鍼灸院に相談してみてくださいね。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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