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ぎっくり腰の原因と対処法・対策

ぎっくり腰の原因と対処法・対策

ぎっくり腰とは

腰痛

ぎっくり腰とは重いものを持ったときやくしゃみをしたとき、朝起きたとき、お辞儀をしたとき、車から降りるときなど日常生活の何気ない動作時に突然腰に痛みが走り、動けなくなってしまうものを指します。

正式名称を「急性腰痛」といい、海外ではその突然痛くなる状態から「魔女の一撃」とも呼ばれています。

軽いものは2日~7日程度で元通りに生活できますが重症だと1ヶ月以上違和感が残る場合もあり、注意が必要です。

また、腰の痛みと同時に下半身に痛みやしびれを感じる場合はヘルニアなどの他の障害の可能性もあるので甘く見るのは禁物です。

ぎっくり腰の原因

腰痛

実をいうとぎっくり腰になる原因はハッキリとはわかっていません。

ある説では骨盤を形成する仙骨と腸骨の関節である「仙腸関節」にズレが生じて関節がロックされてしまうため、と言われています。

また、別の説ではぎっくり腰は腰の捻挫のようなもので腰周囲の靱帯や筋肉が急激に収縮したり引っ張られることで筋肉が切れたり、炎症を起こすことが原因ではないかと言われています。

いずれにしてもぎっくり腰になった方に動きで痛みの出る場所や圧痛部位(押して痛いところ)を確認すると仙腸関節周辺が多いことから仙腸関節付近に問題があることは間違いないでしょう。

ぎっくり腰になってしまったら

腰痛

ぎっくり腰になった直後は筋肉が炎症を起こしている可能性があるため、安静にするのがおすすめです。

理由は筋肉が傷ついている状態で無理に体を動かそうとすると余計に傷を広げてしまい、悪化したり、治りが遅くなる可能性があるからです。

目安としては1~2日は安静にしておくのが安心です。

ぎっくり腰の程度にもよりますが、炎症は2~3日で治まるといわれています。

そのため、3日目以降は少しずつ体を動かすことが回復の近道となります。

痛いからといって長期間安静にしていると逆に痛みや硬さを長引かせることになるので気を付けましょう。

特に散歩や脚の裏側のストレッチは全身の血流をよくして回復を早めてくれるので無理のない範囲で積極的に行ってください。

ぎっくり腰の予防

スクワット

ぎっくり腰の原因の章でも書きましたが、ぎっくり腰はいまだに原因がハッキリしていません。

そのため、特に有効な予防策があるかどうかも正直わかりません。

しかし、現在の説として有力なのが仙腸関節がずれてしまうこと、筋肉や靭帯をひねったり傷ついてしまうことによる炎症、とされているのでこの2つが起こらないようにすることが大切です。

この2つはいずれも腰回りの筋力低下や柔軟性の低下で起こりやすくなります。

そのため、特にお尻、太もも、腹筋、背筋の筋トレやストレッチがおすすめです。

また、普段の立ち姿勢、座り姿勢を意識するだけでも体幹に安定感を出すことができるのでおすすめです。

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