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すねの内側の痛み│シンスプリント

すねの内側の痛み│シンスプリント

宮城県石巻・東松島の出張専門治療整体院【あづましはり灸マッサージ院】院長の石岡です。

今回は陸上選手や市民ランナーに多いケガ【シンスプリント】について解説していきます。

走っているとき、

「なんかすねの内側が痛む」

という経験があった方は要チェックです。

また、4,5,6月は部活動で新入部員が入ってきます。

まだ体が出来上がっていない段階で急に運動量が増えると発症しやすいケガでもあるので指導者、保護者の方もチェックしてください!

1.シンスプリントとは?

脚
脛骨過労性骨障害と呼ばれることもあるオーバーユース(使い過ぎ症候群)によるケガです。
すねの内側に繰り返しの負担がかかることで障害が発生します。
症状はすねの骨の下方1/3に痛みが多く、疲労骨折やコンパートメント症候群との鑑別が必要になります。

2.原因は?

脚
ランニング・ジャンプ・ターン・ストップなどに伴い、繰り返し筋肉に負担がかかることが原因となります。
ふくらはぎ後面の筋肉の疲労が問題となります。
特にヒラメ筋・後脛骨筋・長趾屈筋がすねの骨とこすれて炎症を起こします。

3.どんな人がなりやすい?

マラソン
シンスプリントはその人自身の筋肉の状態や体の使い方だけでなく、環境によっても発生のリスクが生じます。

①オーバーユース

繰り返しの刺激が原因となるので練習のやりすぎはシンスプリント発症のリスクが上がります。

②回内側、扁平足

回内足というのは足が内側に倒れこんでいる形を指します。
回内足になるとシンスプリントを引き起こす筋肉に負担がかかりやすくなることから回内側のチェックは重要になります。
扁平足では着地時の衝撃を吸収しにくくなっています。
そのため、足全体が着地の衝撃をモロに食らってしまいます。
この状態を放っておいて衝撃を受け続けると脚の裏やすねの内側を痛めることにつながります。
自分が回内足や扁平足かどうかをチェックするには【シューズの内側のかかと部分が他に比べてすり減っていないか】をみてください。
サッカーのスパイクであればポイントをチェックすればわかりやすいですね。

③フォーム

走っているときのフォームも関係してくることがあります。
走っているときの着地時に膝がつま先に対し、大きく内側や外側を向いている選手はシンスプリントを起こしやすい傾向にあります。
また、このようなタイプの選手は膝のケガのリスクもあるので修正するためのトレーニングが必要です。

④筋力不足

扁平足や膝の向きの異常などがなくてもそもそも衝撃を吸収するだけの筋力がないと負担がかかり、シンスプリントを起こしやすくなります。

⑤柔軟性の低下

筋肉には伸び縮みする性質があります。
運動不足やトレーニングのやりすぎで筋肉の伸縮性が低下すると筋肉がムリに縮もうとするのでそこにくっついている骨が強く引っ張られて炎症を起こしてしまいます。

⑥練習量の増加

普段からトレーニングを行っている選手でも急激にトレーニング量が増えると筋肉に負担がかかり、シンスプリントの原因となります。
また、4,5,6月は部活だと新入部員が入ってきます。
新しいステージで急激に練習量が増えると痛みを訴える選手が増えるので指導者は注意深く観察する必要があります。

⑦靴の不適合

シューズの内側のかかと部分がすり減ってるシューズは替え時です。
内側が減っているということは足が内側に倒れやすい、ということを意味しています。
内側のかかと部分が減りやすい人は回内足、扁平足の疑いがあるので一度チェックしましょう。
また、インソールで土踏まずをサポートしてくれるものに変えるのは有効な対策となります。

⑧グラウンドサーフェス

固いグラウンドは着地の衝撃がモロに脚に響くのでシンスプリントのリスクを上げてしまいます。
ランナーはいつもコンクリートの舗装された道を走っていると衝撃が足に響くだけでなく、足首周りの柔軟性も低下するのでタータンや芝生の上なども走るようにして足を守りましょう。
部活で土の上で練習するサッカー選手ではスパイクよりもトレーニングシューズの方が着地時の衝撃を防げるのでオススメです。

4.シンスプリントのチェック

つま先立ちや膝の屈伸運動で痛みがでますか?
両足または片足立ちで確認しましょう。

病院ではレントゲンよりもMRIの診断を行った方が確実にわかります。

運動では足首を内側に倒す動き(内反)で痛みが誘発されやすいという特徴があります。

すねの骨の内側、もしくは骨の上を押して痛みが出ますか?

かかとを付けたまましゃがめますか?

5.痛みを感じたら

痛みを感じたら「気のせいだ」と無視せずに痛みの状態を確認しましょう。
すねの内側は自分で触れることが少ない部位ですが、炎症が起きていたりすると軽く押しただけで結構痛むことがあります。
下記の手順でチェックして適切に対処してください。

①アイシング

痛みの出始めは筋肉と骨が擦れることによって炎症が起きている状態です。
アイシングによって炎症を抑えそれ以上酷くなることを防ぐことが大事です 。

②病院を受診

痛みを感じたり、痛みがなかなか引かない場合は病院を受診しましょう。
運動中は痛みが消える人、運動時のみ痛みが出る人など症状にばらつきがありますが、放っておくと症状は進行します。
すねの内側の痛みは疲労骨折やコンパートメント症候群の可能性もあり、見逃すと症状が長引いたり慢性的に痛みが出る原因にもつながります。
骨折などがないか病院で診てもらいましょう。

③鍼灸治療(当院の場合)

炎症期
炎症を抑えるための施術を行います。
症状に合わせてリハビリやストレッチも指導します。

炎症が治まったら
安静にして硬くなってしまった筋肉を緩めていきます。
同時に柔軟性を出すためリハビリとストレッチを行います。

6.リハビリ・予防エクササイズ

痛みがある時期は体重のかからない水泳やエアロバイクなどで筋力が落ちないようにしましょう。
また、股関節や足首などのストレッチで柔軟性を改善していきます。
その後自発痛が治まったら土踏まずを形成する筋肉やすねの筋肉のトレーニングを行い、再発予防に努めていきます。


7.まとめ

シンスプリントは成長期や練習量の多い選手に発生しやすいです。
また、ジャンプ、ダッシュ、ターンが多い陸上、サッカー、バレーボール、バスケなどの種目で多く発生します。

疲労の蓄積で発症するものなので日頃からの予防・セルフケアが大事になります。

また、疲労骨折やコンパートメント症候群といったものとの鑑別が難しいケガなので専門の人に見てもらうことが大事になります。


もし、すねの内側に痛みが発生したら早めの対処で早く競技復帰出るように努めてください。
痛みを我慢して競技に復帰することは復帰ではありません。
結局、痛みが取れず最高のパフォーマンスが発揮できなかったということにならないようにしっかり治療を行ってくださいね。


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宮城県石巻・東松島の出張専門治療院

あづましはり灸マッサージ

TEL:080-2378-0529

メール:azumashiharikyu@gmai.com

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