頭痛と一言にいってもその症状は様々です。
自分の頭痛はどれなのかチェックしてセルフケアや治療を行ってください。
また、頭痛には危険な病気のサインを示しているものもあるのであまり長期に続く頭痛や急に発生した頭痛、痛みがひどい頭痛は一度病院で検査してもらうことをお勧めします。
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概要
主な頭痛を3種類紹介します。
種類 | 特徴 | 随伴症状 |
緊張型頭痛 | ・20~50代に好発、性差なし。締め付けられるような痛み。 ・圧迫感、頭重感。痛み場所は側頭部、後頭部、頚部に多い。 ・痛みは持続的、数10分~1週間程度。吐き気、嘔吐なし。痛みは軽度から中度。 | 肩こり、頚部痛、悪心、めまい |
片頭痛 | ・10~40代女性に好発。ズキズキする痛みが片側の側頭部に起こる。数時間~数日続く。 ・運動、光、臭い、音で悪化。吐き気、嘔吐することもある。 ・痛みは中度~重度。発作は長期になることが多い。数か月~数年の寛解期がある。 ・発作前に気分の変化、食欲不振、吐き気の症状。通常の感覚に違和感を覚える。 | 悪心、嘔吐、差明、閃輝暗点 |
群発頭痛 | ・20~40代男性に好発。えぐるような突き刺す痛み。眼窩部に生じ、前頭部、側頭部に広がる。 ・10分~数時間持続し、数か月毎日持続する。 ・激痛のため、安静ができず、動き回り紛らわせようとする。 ・発作期間と休止期間がハッキリしている。光などで悪化することはない。吐き気嘔吐も伴わない。 | 流涙、結膜充血、鼻閉、多汗 |
上記に紹介した3つの頭痛は「1次性頭痛」と呼ばれ、どれも鍼灸治療が可能なものとなります。
特に緊張型頭痛は鍼灸治療の相性が良いとされています。
頭痛で最も多いのが緊張型頭痛で全体の40%もあります。
次に多いのが片頭痛で全体の約15%とされています。
危険な頭痛
頭痛には命に関わるようなものも少なくありません。
くも膜下出血、脳出血、髄膜炎、脳炎、脳腫瘍などでも頭痛が起きます。
このような何らかの病気が原因で起こる頭痛を2次性頭痛といいます。
こちらは原因となっている病気を治療しないと頭痛もとれませんので病院で検査・治療をしてもらうことが重要です。
原因
緊張型頭痛
頭や首の持続的な緊張が引き起こす頭痛です。
長時間の座位作業、ストレス、不安、無理な姿勢によって頭頚部の筋肉が血流不足になることで痛みを誘発する物質が放出されます。
朝よりも夕方の方が痛みを感じやすいですが、ひどくなってくると1日中痛みがあります。
片頭痛
血管が拡張したときに周囲の神経を刺激し、刺激された神経が痛み物質を出して痛みを発生させています。
血管が拡張すると痛みが出るので休みの日など仕事のストレスから解放されたときに痛みだしたりします。
ホルモンバランスも関係するため女性にでやすい頭痛です。
群発頭痛
目のすぐ後ろにある内頚動脈という血管が拡張し炎症を起こすために痛みが出てますが、なにが原因でそのような状態になるのかはわかっていません。
東洋医学からみた頭痛
鍼灸治療では主に緊張型頭痛が適応で治療効果も良好です。
鍼灸によって筋緊張を緩和することで頭痛の改善を期待できます。
片頭痛や群発頭痛では症状が出てからの効果はそれほど強くありませんが予防として頭痛が出る前に治療を行うことはオススメです。
ストレスの低減、自律神経の調整を行うことで予防効果が期待できます。
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出張・はり灸マッサージ あずまし鍼灸院
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1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。