宮城県石巻市から仙台市エリアの出張専門治療院、あづましはり灸マッサージ院院長石岡です。
今回は就寝前ストレッチのメリットを解説。
夜なかなか寝つけない、途中で起きてしまう、しっかり寝たのに朝疲れてる、このような人は体が睡眠の準備をできていない可能性があります。
睡眠の質をあげるためにストレッチを取り入れてみてください。
今回は就寝前にストレッチをやるメリット、気を付けるポイント、オススメのストレッチを紹介します。
1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
睡眠前ストレッチのメリット
就寝前のストレッチには様々なメリットがあります。筋肉のコリの解消、リラックス効果、睡眠の質を向上、柔軟性の向上、歪みのリセット、疲労回復促進などなど。
こんなにたくさんいいことあるならやらないわけにはいきません!
それではひとつずつ解説していきます!
こんなにたくさんいいことあるならやらないわけにはいきません!
それではひとつずつ解説していきます!
1.筋肉のコリの解消
そもそもコリというのは筋肉の血行不良によるものです。長時間同じ姿勢や体勢で仕事を続けることで一部の筋肉に負担がいき、その部分で血行不良を起こします。血行不良によって筋肉は酸素不足、栄養不足を起こします。酸素や栄養が行き渡らなかった筋肉はコリが生じます。筋肉は伸び縮みさせることで酸素や栄養が効率よく行き渡ります。1日働いて縮まり切った筋肉を寝る前のストレッチが解消してくれるのでコリの解消が期待できます。
2.リラックス効果
ストレッチには仕事で緊張した体をリラックスさせてくれる効果も期待できます。ストレッチ後の脱力したあの気持ちよさはなんともいえませんよね。あの状態はまさに体も心もリラックスされた状態です。特に寝る前のストレッチはゆっくり自然な呼吸を心がけます。そして最後に深呼吸を入れます。深くゆっくりを意識した呼吸は自律神経のバランスを整えて体をリラックスさせてくれます。
3.睡眠の質の向上
自律神経のバランスが整うことでスムーズに入眠できます。寝る前は副交感神経という体をリラックスさせてくれる神経が優位に働いてくれることが大事です。しかし、寝る直前までスマホやテレビ画面をみていると脳が昼と勘違いして興奮してしまいます。この状態で寝ようと思っても脳はなかなか休まりません。寝る1~2時間前くらいまでにはスマホを置いてストレッチを行いましょう。また、筋肉もリラックス状態になるので次の日に疲れが残りにくくなります。
4.柔軟性の向上
1日動いたあとやふろ上がりで体が温まっている状態は通常よりも柔軟性が高い状態です。このタイミングでストレッチを行うことで柔軟性の向上が期待できます。筋肉は柔軟性が高い方がより効率的に酸素や栄養を運んでくれるので動く範囲が広がることはコリの解消にも一役買ってくれます。柔軟性が向上すると日常生活での動きがスムーズになるだけでなく基礎代謝も上がるのでダイエット中の方にもオススメです。
5.歪みのリセット
ストレッチをしていると曲げやすさや伸ばしやすさに左右差を感じることがあります。これが歪みの原因となったり、各所の痛みの原因となることがあります。筋肉は左右対称ではないですし、左右対称に生活している人はいません。これが続くと左右差として体に違和感を出してきます。違和感の正体は硬くなった筋肉が骨盤や関節を引っ張ったりして動きにくさを出していることにあります。ストレッチを行うことで左右差に気づけたり歪みをリセットしていく効果があります。
6.疲労回復促進
ストレッチによって血行不良を改善することで体中に酸素、栄養を届けやすくなります。これによって疲労物質を取り除く効率がよくなり、次の日に疲労を持ち越しにくくなります。毎日デスクワーク等の動かない仕事の人であっても筋肉は姿勢を維持したりするために常に働いています。この疲労を抜くためにはストレッチや休息は不可欠です。
就寝前ストレッチを行う際のポイント
1.リラックスして行う
2.気持ちの良い強度で行う
3.ゆっくり自然な呼吸で行う
4.照明は暗めで行う
2.気持ちの良い強度で行う
3.ゆっくり自然な呼吸で行う
4.照明は暗めで行う
1.リラックスして行う
毎日やらなきゃ意味がない!と気を張って義務的になってはストレッチの効果が下がりかねません。最初の一カ月は習慣化するために少しがんばってもよいですが、あまり自分にプレッシャーをかけすぎないように気を付けましょう。
2.気持ちよい強度で行う
ときどき痛いぐらい限界まで伸ばさないと気が済まないというような方がいますが、ストレッチの基本は「気持ちよい範囲で、痛みが出ないように、リラックスして、呼吸を止めずに」行うことです。呼吸を止めて痛みを伴うストレッチは逆効果です。バレリーナを目指していない限りやめておきましょう。
時間は20~30秒程度が良いです。
筋肉がストレッチ効果を感じてくれるには20秒以上必要になる場合が多いので目安としてください。
時間は20~30秒程度が良いです。
筋肉がストレッチ効果を感じてくれるには20秒以上必要になる場合が多いので目安としてください。
3.ゆっくり自然な呼吸で行う
呼吸を止めるとせっかくの酸素や栄養がうまく行き渡ってくれません。楽に呼吸ができる範囲でストレッチを行いましょう。
また、浅い呼吸は交感神経という興奮させる神経が刺激されてしまいます。自然な呼吸、ゆったりとした呼吸を心がけましょう。
おすすめは5秒かけて鼻から吸って5秒かけて口から吐く呼吸法です。
また、浅い呼吸は交感神経という興奮させる神経が刺激されてしまいます。自然な呼吸、ゆったりとした呼吸を心がけましょう。
おすすめは5秒かけて鼻から吸って5秒かけて口から吐く呼吸法です。
4.できれば照明は薄暗くして行う
部屋は薄暗い方がリラックス効果が高いです。ギラギラのエステサロンってあまり見ないですよね。さらにできる方は間接照明がベストです。
オススメの就寝前ストレッチ
寝たまま8分間でできるストレッチを紹介します。
内容を覚えたら電気を消してそのまま眠れるようにリラックスして行ってみてください。
内容を覚えたら電気を消してそのまま眠れるようにリラックスして行ってみてください。