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灸の効果

灸の効果

宮城県石巻・東松島の出張専門治療整体院【あづましはり灸マッサージ院】院長の石岡です。
今回は知っているようで知らないお灸について解説しました!
ぜひ最後まで読んでいってください(^^♪

お灸とは

お灸

お灸治療は「艾(もぐさ)」と呼ばれるヨモギを乾燥させたものを燃やして温熱刺激とヤケドの修復による生体反応を期待して行う治療法です。

カラダに直接つけて燃やす直接灸と体には直接つけず関節物を挟んだり体の近くまで持っていき、その輻射熱を利用する間接灸があります。

直接灸は主に小さくしたもぐさに線香で火をつけて軽いヤケドを起こし、小さな痕が残ります。

間接灸はショウガやニンニクをスライスしたものを体表においてその上に灸を燃やして間接的に熱を伝える方法です。ショウガなどの関節物の成分による効果も狙えます。
また、棒灸という皮膚から少し離して輻射熱を利用する方法もあります。
間接灸は刺激が少なくヤケドをすることはありません。

お灸の目的

お灸

最大の目的は【自然治癒力を高める】ことです。

カラダの不調部位や不調部位と関係のあるツボに灸をすることによってカラダが本来持っている自然治癒力を高めて回復を早めます。

その用途は様々で胃腸不具合や冷え症予防、下痢、便秘、のぼせなどがあります。

スポーツ現場では外傷の急性期にRICE処置と併用することで腫脹の早期回復や疼痛緩和、慢性障害では循環の改善による痛みの軽減に使われます。
また、筋疲労の早期回復や傷害予防として用いる場合もあります。

セルフケアで使用するお灸

お灸

セルフケアで使用するお灸はこのような台座にもぐさがついたものにライターなどで火をつけて使用します。
台座の裏にはシールがついているので基本的にはがれることはなく安全に扱うことができます。
5分くらいつけっぱなしにして温かさを感じなくなったら新しいのに変える、というサイクルを1日2~3回くらいやるのがおすすめです。

お灸と東洋医学

お灸

健康にとても良い効果をもたらすお灸ですが人によっては相性が合わない人もいます。
以下の簡単なチェックリストでお灸との相性をチェックしてみてくださいね。

✅寒がり
✅顔色は白い
✅舌や唇の色が薄い
✅手足が冷えやすい
✅小便の色が薄く、量が多い
✅下痢になりやすい


チェックが多かった人は体が冷えやすいタイプでお灸治療に向いています。

お灸の温熱刺激が体の温める力を引き出しチェックリストにある悩みも解決する可能性があります。

また、お灸は火のパワーを持っているため湿気を乾かしてくれる力も持っています。

そのため梅雨の時期に体調を崩しやすい人にも向いています。

梅雨の時期は体に湿気が溜まりやすい状態になります。

東洋医学で体に害をもたらす湿気を「湿邪」と呼びます。

お灸にはこの湿邪を追い出してくれる力があるので梅雨時期に体調を崩す方はぜひ活用してみてください。

お灸にオススメのツボ

お灸にオススメのツボ①関元(かんげん)

関元

おへそから指4本分下にあります。
関元が元気の「元」になるツボです。
カラダをの保温力を高めてくれるツボで血行促進、冷え性、生理痛のときなどにもオススメのツボです。

お灸にオススメのツボ②気海(きかい)

気海

おへそから指2本分下にあるツボです。
読んで字のごとく「気」の「海」で気を巡らせてくれるツボです。
冷えに加えて元気が出ないときなどにオススメのツボです。
関元と一緒にお灸をすることで冷え解消の効果をアップさせることができます。
生理痛にもオススメです。

お灸にオススメのツボ③天枢(てんすう)

天枢

おへそから指3本分横にあるツボです。
腸や胃の働きを整える効果のあるツボです。
便秘や消化不良時にオススメのツボになります。
前述した関元、気海と共にこの3つのツボは近くにあり、同時にお灸をすることで相乗効果が狙えるのでセットで考えるのがオススメです。

お灸にオススメのツボ④足三里(あしさんり)

足三里

すねの外側で膝のお皿の下から指4本分下にあります。
押すとズーンとくるような感覚が得られるので押して確認するとより正確に見つけることができます。
昔の人が長旅をするときに足三里へお灸をすると疲れた脚が回復してまたたくさん歩けるようになることからこの名前がついたといわれています。
体がだるかったり元気がないときにパワーを補うツボとして有名です。
肌の不調や消化機能の低下などにもオススメのツボです。

お灸にオススメのツボ⑤三陰交(さんいんこう)

三陰交

内くるぶしの一番高いところから指4本分上にあるツボです。
すねの骨のすぐ内側にあり押すと痛かったりズーンと重くなるような感覚があります。
血を補ってくれるパワーを持ったツボです。
特に婦人科系のツボして有名で生理痛、生理不順など婦人科系疾患では必ず使われるようなツボです。
消化不良や水分の代謝にも有効で脚がむくんでいるときにもオススメです。

まとめ

まとめ

お灸についておわかりいただけたでしょうか?
お灸は熱いもの、やけどするんじゃないの?と思われていた方もそんことはないと知っていただけたでしょうか?
現在のお灸は心地良い温かさを与えて体調を改善させていくものとして使われています。
また、ただ温めるだけでなくむくみ解消や体調不良に対しても効果を発揮できるので非常にオススメです。
灸に関しては鍼灸師さんに相談するのがオススメです。
セルフケアでお灸を使用したいときに選び方がわからない、どこにお灸をしたらいいかわからないなどがあったらぜひ鍼灸師さんに相談してみてください。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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