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人は毎日歩いている
寝たきりの人でなければほとんどの人は多かれ少なかれ毎日歩いていますよね。
1日数百歩しか歩かない人も二万歩以上歩く人もいるでしょう。
たくさん歩く人はさぞ健康で痛いところもないんだろうと思われがちですが、意外にもたくさん歩く人でも姿勢が悪い、肩こりを繰り返す、腰痛を繰り返すという人はたくさんいます。
そういう人たちはなにか良いトレーニングやストレッチはないか、という質問をしてくださいます。
もちろん症状改善のためのエクササイズはたくさんありますし、指導もしています。
しかし、たくさん歩く人にまず意識してほしいのは【歩き方】です。
ウォーキングしているのに体の不調が良くならない理由
座っているときや立っているときの姿勢もチェックしたり、修正したりしますがそれが長続きする人はなかなかいません。
その理由は
「良い姿勢は同じ筋肉を持続的に使うため慣れていないと筋肉が疲労して耐えられないから」なのです。
そこをがんばって乗り越えられる人はいいかもしれませんがそうでない人の方が多いです。
それに対して歩くという行為は動きながらなので同じ筋肉だけを持続的に使うわけではありません。
そのため辛くなりにくく、姿勢を意識しやすいのです。
ショッピングモールで歩いている人の姿勢を見ているときれいな姿勢で歩いている人はほとんどいません。
みなさんも人の多いところに行った際は他の人の歩き方をチェックしてみてください。
あなたの歩行姿勢は大丈夫？歩き方セルフチェック
まずは下の３つに自分が当てはまっていませんか？
① 歩幅が狭い
②猫背
③ガニ股
① 歩幅が狭い
歩幅が狭いと自然にすり足気味になります。
この歩き方は筋肉をあまり使いません。
筋肉が働かないとカロリーを消費できない上に筋力が低下し、将来的につま先が上がらなくなって何もないところでつまづいて転倒したりする原因となってしまいます。
歩幅が広い方が良い理由
お尻や太ももといった体の中でも大きな筋肉を使った歩き方になるのでカロリーを消費しやすくなります。
続けて意識していればお尻や太もものシェイプアップも狙えます。
中でもお尻の筋肉は非常に重要でヒップアップされると脚が長く見える効果も期待できます。
② 猫背で歩いている
顔が下を向いてしまうため暗い表情になってしまいます。
歩幅が狭くなる原因にもなります。
下を向いて猫背で足踏みをしたときとまっすぐ正面を向いて背筋を伸ばした状態で足踏みをしたときを比べてみてください。
まっすぐ正面を向いて背筋を伸ばした状態の方が足を上げやすくありませんか？
人のカラダの構造上、おじぎをした状態では脚はそれほど上がらないようになっているので猫背では脚を上げにくいのです。
さらに猫背は肩甲骨が正しい位置より外側に引っ張られた状態になり肩こりを助長します。
これは背中の苦しさにもつながります。
肩甲骨を後ろに引くことで胸を張った状態を作りましょう。
頭の位置も上がり、首が長く見えるようになります。
全体としてスッキリとして印象で表情も明るく見えます。
③ がに股で歩いている
がに股は内ももの筋肉を使わない歩き方です。
内ももの筋肉が弱いと太ももが太く見えてたるんだ印象になります。
また、骨盤周りにも締まりがない体型になりやすくなってしまいます。
対策としては道路の白線のような線の上を歩くように両脚が一本のライン上を歩くように意識しましょう。
着地の時につま先が外を向きすぎるとだんだんガニ股になってしまうので気を付けてください。
歩くときに意識するポイント
歩く時のポイントをまとめてみましょう。
①歩幅は大きく、脚を上げる
②目線を上げる
③肩甲骨を引いて胸を張る
④自分の前に一本線を引いてそのライン上を歩く
を意識して歩いてください。
歩くことは筋トレに負けないトレーニングになりうる！
筋トレなどのトレーニングももちろん大事ですが、普段の歩きを意識することでトレーニング並みの効果を得ることも不可能ではありません！
宮城県の平均歩数は約6,500歩です。
これを365日にすると約240万歩にもなります。
普段の生活＋20~30分程度のウォーキングが足されると軽くこの数字は越えられます。
毎日腹筋を100回200回するよりも負担が少なくやりやすいと思います。
まずは歩くことから見直してみてください。
モチベーションの維持はとても重要
スマホの歩数計だけでなくアプリも上手に活用することでモチベーション維持にもつながります。
最近は様々な歩数計アプリがあります。
ポイ活が好きな人は「あるくと」や「dヘルスケア」など歩くだけでポイントがたまって賞品と交換できるアプリがおすすめです。
ゲーム好きな人は「ポケモンGO」や「ドラクエウォーク」などの歩数計とゲームが連動したものがおすすめです。
下記のサイトでは歩数計アプリがたくさん紹介されているので自分にぴったりのものを探してみてください。
当院への問い合わせは下記よりお願いいたします。
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出張・はり灸マッサージ あずまし鍼灸院
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1989年9月9日生まれ。青森県青森市出身、東松島市在住。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、健康運動指導士
2018年に宮城県石巻市・東松島市を中心に出張専門の鍼灸マッサージ院を開業、2022年より【出張・鍼灸マッサージ あずまし鍼灸院】として院内施術も開始。運動部の学生のサポートから社会人のカラダのメンテナンス、高齢者の健康維持など幅広い顧客へ施術を行っています。治療だけでなくメンテナンスや競技力向上にも力を入れています。お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。