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肩こりの原因と対策!ストレッチでは良くならない?

肩こりの原因と対策!ストレッチでは良くならない?

宮城県石巻市から仙台市エリアの出張専門治療院、あづましはり灸マッサージ院院長石岡です。

今回は多くの方が悩んでいるであろう肩こりについて解説していきます。
デスクワークの方はもちろん、中高生でも悩んでいる人が多い肩こり。
なぜ肩はこるのか?
どんな人が肩こりになりやすいのか?
この肩こりは解消されるのか?
そんな疑問に答えていきます!

そもそも肩こりってなに?

肩こり

肩こりに明確な定義はありませんが、一般的には首肩周りの慢性的な筋緊張のことを指します。
首肩の痛み、つっぱり感、動かしにくさ、人によっては頭痛を感じることもあります。
日本では400万人もの人に肩こりの症状があると言われています。当院の利用者様の中にも肩こりで施術を受ける方が多くいらっしゃいます。

肩こりの原因

肩こり

原因は様々ですが、多くはデスクワークや運転が多い職業、下を向いての作業が多い人に起こりやすい傾向にあります。
また、教員では黒板に板書をする関係でよく上げる利き腕よりも反対の肩は上げ下げがないためあまり使わず、利き腕の逆側のみ肩こりになることがあります。
最近ではスマホの普及によって下を向いたり首が前に出た状態の姿勢を維持することで中高生でも肩こりになる子どもが増えています。
いずれも同じ姿勢や筋肉の不活動によって肩こりが起きてきます。

肩こりのメカニズム

ではなぜ筋肉の不活動が肩こりを引き起こすのでしょうか?
こりが起こる原因は一言でいえば「血流障害」です。
体の様々な組織は血液から栄養を受け取っています。筋肉も例外ではなく、血液
に含まれる酸素や栄養素を受け取って動かすことができています。筋肉は動かすことで伸び縮みします。この伸び縮みがポンプのように働き血流を促進させます。運動をすると体が温まるのはこのポンプ作用により筋肉が伸び縮みし、血流が増えることが一つの要因となっています。

しかし、筋肉は力が入り続ける状態や伸ばされた状態が続くと血流が阻害されてしまいます
血流が阻害されると筋肉は冷えて固まってしまいます。
また、血流が阻害されるということは筋肉に栄養がいかなくなるということです。
血流が阻害されると筋肉は潤滑油の切れた歯車のようにうまく動かなくなってしまいます。
そうすると固くなり、固くなった組織には痛みを感じる物質が出てきて肩こりの完成ということになります。

肩こりになりやすい人

肩こりの多くのパターンは筋肉の過緊張となります。

猫背・あご上がりタイプ

背中が丸まることによって正面を向くためにあごが通常よりも上がった状態になります。これによって首の後ろ側の筋肉が縮んだ状態となります。
この体勢が続くと首の後ろの血流が阻害され、肩こりが発生します。
また、首前面の筋肉はストレッチされたままの状態になるので首前面の筋肉が弱くなります。

猫背・うつむきタイプ

デスクワークで下を向くことが多い人に出やすい姿勢です。背中が丸まり、首も下を向くことで背面の筋肉がストレッチされた状態になります。血流が阻害されると同時に背面の筋肉が弱くなるので良い姿勢をしようとすると維持するのが辛くなってきます。高齢になると腰の曲がった姿勢になるリスクが高いです。

あぐらがかけないタイプ

一般的に骨盤は適度に前傾していますが、骨盤が後ろに傾ている人はあぐらをかくのが苦手な人が多いです。このタイプは骨盤が後傾しているために股関節が曲がり、猫背になっています。
首肩周りだけでなく、骨盤周りの施術も必要になります。

肩こり対策

代表的なタイプを3つ挙げました。
これ以外にも原因は人それぞれです。
しかし、基本的な対策は同じなのでまずはセルフケアでしっかり対策しましょう!

平日にできること

15分程度の昼寝をすると肩こりの原因となる筋肉がリラックスできるので有効です。長期休暇などで一時的に肩こりが改善する例はこの効果によります。
昼休みにデスクに突っ伏して眠るだけでも効果ありです。
その他デスクでできる運動をご紹介します。

家や休憩時間にできること

筋肉のポンプ作用をしっかり促して上げましょう。ゆっくりとしたストレッチよりも動かして動きやすさを出していく動的ストレッチがオススメです!

肩こりは温める?それとも冷やす?

よく肩こりで湿布を貼る方がいます。
現状が辛くてどうにかしたいという方は湿布を貼っても良いでしょう。
しかし、ほとんどの湿布は対症療法でその場を切り抜けるためのものと割り切って使ってほしいと思います。湿布に使われている成分を見るとインドメタシンなどのいわゆる鎮痛薬とメントールという冷感を感じさせる成分でできています。鎮痛薬は痛みを鎮めるもので効果が切れればまた痛みはぶり返します。メントールはスーッとした冷感を感じますが、実際には冷えていないのでアイシングのような効果はありません。また、前述したように肩こりは血流障害なので仮に湿布で冷やしているとしたら逆効果でもあります。よってほとんどの肩こりの人は首や肩を温めて血流の循環を促すように持っていくことが重要です。
お風呂や寒い時期はマフラーなどで首元をしっかり保護しましょう。
寒い寒いと縮こまっていると肩の緊張は増すばかりです。

まとめ

肩こりは血流障害が原因です。
マッサージや鍼の施術によって血流を促してあげるとスッキリする方は多いですが、その後なにもせずいつも通りの生活を送っているとまた、再発してしまいます。
当院でも自宅でのエクササイズを指導しています。
デスクワークなどで肩こりの原因となる動きをせざるを得ない人は仕事の合間に前述の運動を取り入れたり、定期的なメンテナンスをしっかりとすることが非常に大事です。
ぜひ、今回のブログを参考にして対策していただければと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪

当院の施術についてはコチラを参考にしてください。

https://azumashihari.com/category-29/%e9%a6%96%e3%83%bb%e8%82%a9%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%aa/


当院へのお問い合わせは下記よりお願いいたします。
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TEL:080-2378-0529

メール:azumashiharikyu@gmai.com

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